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「世界は、それを知る者の前にはひとつじゃない」 - 壱原侑子(XXXHOLiC by CLAMP)
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“同じ場所に居たいなら、全力で走り続けなければならない”
-- (『鏡の国のアリス』より)

PCから観てた人は観たことのある当ブログの説明。
だからなんだって言うんだ

そろそろ変えるので説明しとこう。

ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」の続編に当たるのが「鏡の国のアリス」

暖炉の前でうとうとしていたアリスが、いつの間にか鏡を通り抜けて鏡の向こうの世界へ行ってしまいチェスに白のポーンとして参加する羽目に・・・
といった話。

でその時、赤の女王がアリスに言ったのがこの言葉(意訳)。
ここのサイトでは以下のような訳
「ここではだね、同じ場所にとどまるだけで、もう必死で走らなきゃいけないんだよ。」


さて、
進化生物学者リー・ヴァン・ヴェーレンが1973年にこんな学説を発表した。
「生物の分類単位【科】の平均絶滅率は全ての生物において等しいという法則がある。
たとえばウサギとキツネ。ウサギ絶滅しないようにキツネから逃げるため、耳を伸ばし察知能力をあげ、足を発展させ速度を上げた。対するキツネも絶滅しないようにウサギを追うため、嗅覚を上げ足を更に速くした。
このように同じ確立で絶滅するなら生物が生存競争に生き残るには常に進化し続けることが必要で、進化をやめその場に立ち止まったものは絶滅するのである」

これを「赤の女王仮説」という。理由は冒頭の通りね。


これで説明されるものに「なぜ有性生殖生物が栄えているのか?」がある。

「無性生殖は単体で増殖できるのに対して、有性生殖は雌雄がつがう必要がある。生物は常にコストが低いほうを選択していくのに有性生殖生物のほうが繁栄しているのは、生物が常に進化しなくてはならないためであり、遺伝子に何の変化もない無性生殖よりも有性生殖のほうがコストを考えても有利である。とはいえアメーバのように毎代有性生殖をせずともたまにするものもいるのに、毎回有性生殖する生物のほうが圧倒的に多いのはウイルスなどの寄生者から身を守る為であり、毎回遺伝子の更新が行われるのである」
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男性
誕生日:
1991/06/19
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学生
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自己紹介:
大学に入ってから理系教科ばっかになった反動で、趣味が完全に文系になってしまった大学生。
現在、期末試験&レポート締め切りに終われ夜も眠れない日々をすごしている。
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