触発されて、自分の事を話そう。
いい機会だ。


自分がいる自然環境科学科という学科は、理学部というものを圧縮したようなもの。
「仕事に生かせない技術を習得するマニア向け学部」と揶揄される理学部の圧縮版。
つまり「マニア向けの学部でマニアになれない」学科だ。

そんな一見価値のないところになぜいるのか？

それはこの学科が各マニアを結ぶ役割りを果たすからだ。
そしてそんな役割りを負ってみたいからだ。

21世紀。
この時代ではグローバル化が進んでいる。
そのおかげで地球温暖化（存在の是非は別として）のような科学の一分野のみならず、科学、政治etc...なんてものを必要とする問題が生まれた。

この問題はマニア向けではない。あまりにも"一般化"してしまった。
これじゃあ専門家たるマニアが動けない。
世界環境だなんて大きすぎる問題誰が解く？
答えは簡単。
こいつらをまとめられるやつがいればいい。
だから、この学科がある。
少なくとも自分はそう思っている。


じゃあ今、そんなところにいる俺自身ができることって何だろう。


「言葉にならなかったものに意味はない」
なんて言われなくても前から思ってる。
観たもの、識ったもの、想ったもの。
そういったものをあらわすために「言葉」を、知ったものを知らない人に渡す「表現方法」を学ぶ。

だったらやることは簡単だ。
自分の知ったものを自分の言葉で伝えればいい。
言葉にすることは自分を整理することになる。
伝えることは繋げることになる。
一石二鳥だ。

だから、急だけどこのブログも彼のように舵を切ろうと思う。
もちろんこれまで通りにくだらないこともやるけどね。
それも合わせて全部自分だもの。

そんなわけで今までの19年7ヶ月。日数にして
7165日間の感想とともに、あたらしく出会えた2011年、
牽いては21century, 2nd decadeの抱負としてこの投稿を
 web上の記録(log) - we「blog」、として残す。


2011, 1/30 15:14
長谷川翔　Sho Hasegawa